「自分って田舎暮らしに向いてるの?」
というのを知るには、
- 自分を知ること
- 田舎暮らしとはどういうものかを知ること
から始めましょう!
田舎暮らしと都会暮らしとの違いは主に2つ、ジャジャン。
- 便利さ
- 人間関係の濃さ
ほぼこれで完結ってくらいこの2つに凝縮されています。
不便さに関しては、都会に住んでいてもある程度想像できますよね。
でも、人間関係に関しては、都会に住んでいるあなたからしてみればあまりピンとこないかもしれません。
実際に住んでからわかる部分も大きいので、東京から島根に嫁いだ私へんこが今まで田舎に住んでいて思ったこと&こんな人だったら田舎でもうまくやっていけるのでは?というのをまとめてみました〜。
目次
田舎暮らしに向いている人①友達がいない人

田舎暮らしが向いているというより、「今いる場所を離れて全く知らない土地、知らない人ばっかりの土地に行っても平気か?」という意味です。
私がそうですが、友達がいないもしくは友情に冷めているような人は常にフットワーク軽く何処へでも足を運べます。別れるのがさみしくないから!
遊ぶ友達がいない、飲み友達がいない、などの寂しいという感情があったら田舎では寂しすぎてあっという間にギブアップします。
ここでいう友達がいないというのは、「1人が好き」とか「群れなくても平気」という意味で、友達がほしくても全くできないタイプという意味ではありません。
友達が全くできないような人はむしろ田舎暮らしに向いていないかも。
それはなぜかというと・・・
田舎暮らしに向いている人②社交的・コミュニケーション能力が高い人

前項と矛盾するようですが、田舎暮らしは人が好きかどうかで決まります。
田舎暮らしはいかに近所の人たちとうまくやっていくかがキモなので、仲良くしたくなくても表面上くらいはうまくやっていかなくてはいけません。
もう都会は疲れたから田舎でのんびり誰とも関わらずに仙人みたいな暮らしをするんだ!って意気込んでも、初めからそうは行かないんです・・・
田舎はめんどくさいですよ。
都会から来たってだけで大注目。
付き合いしないとあれこれ陰口も言われるし。
田舎の付き合いはどんなものがあるのかというと、
- 消防団(男性)
- 婦人会(女性)
- 自治会の行事
- 祭り
- 冠婚葬祭(主に葬式)の手伝い
とかです。
これは地域によりますが、ど田舎だと結構まだこういう風習が残っていて、私が住んでいるところにもありますよ。
でも今は町営住宅に住んでいるので、このおかげで近所付き合いが最低限で済んでいます。
婦人会に入ってくれなんて言われたこともないし、集合住宅に住んでいれば「◯◯さんの家」っていうんじゃなくて「◯◯住宅」ってひとくくりにされて周りからは見られていて、住宅に住んでいる人に対してはそこまでいろんなことを求めてこないんですよね。
庭造りを本格的にやりたいへんことしてはそろそろいい感じの庭付き古民家に引っ越したいって思いもあるんですが、一軒家になってからの地域の行事や付き合いの負担を考えると、怖い・・・ああ憂鬱。
そんな感じなので、田舎暮らしに向いているのは
- 近所付き合いを億劫に感じず
- 社交性マックスでなんでも楽しめて
- 地域に飛び込んで行ってなんなら地域の役に立ちたい!というコミュニケーション能力が高いような人
です。
ちなみにへんこはもともと人付き合いが好きじゃないし、もらったりあげたりする関係も苦手。
挨拶は笑顔で欠かさないので、たぶん最初は感じのいい人に見られていたけど、今は「ああこの人あんまり関わりたくないんだな」と近所の人からは思われていることでしょう。
でも町営住宅に住んでるからそんなの気にしな〜い。
まず田舎暮らしを始めるなら、公営住宅を全力でオススメします。家とか買っちゃダメ、絶対。

あとは田舎暮らしを手軽に体験する方法はいくつかあるので、まずはプチ移住体験的なことをして田舎の感覚を掴むのがいいと思います。
https://xn--ing-7s1h426c.com/category/iju-taiken/
田舎暮らしに向いている人③楽しみを自ら見つけられる人

田舎暮らしって、都会からきた人にとっては、ヒマです。
田舎暮らしでやりたいことが初めから決まっている人はいいのですが、へんこのような突然わけもわからず田舎暮らしに飛び込む予定のあなたは気を付けてください。
でも田舎でしかできない楽しみがあるのも事実です。
例えば、
- ガーデニングや家庭菜園をはじめる
- 毎日乗る車用のミュージック編集にいそしむ
- 近くに海があればサーフィン、山なら登山やスノーボードをやってみる
- 町おこしに奮闘する
- 古民家DIYを楽しむ
などなど。
田舎は、都会のようにカラオケやボーリングやお洒落なカフェなどがあるわけではないので、遊びを環境に求めるのではなく、自分自身で創造していくことが大事です。
あ、田舎に住んで思ったのはパチンコ屋に行く人が老若男女問わず多いということ!
リゾートバイトをしている時にも思いましたが、若い人でも休みの日はパチンコとか普通なんですよね・・・これはちょっとカルチャーショックでしたが、それくらい娯楽がないということ。
世間体を気にする人は田舎暮らしに向いていない
では田舎暮らしに向いていない人というのは具体的にどんな人なのかというと、今あげた3つの条件に当てはまらない人はもちろんですが、その他に世間体を気にしやすい人というのは田舎暮らしは向いていないです。
へんこが住んでいる地域はうつの人が多いのだと行きつけの美容院のオーナーから聞いたことがあります。なぜかというと、まわりの人から自分のことを陰でああだこうだ言われストレスになっていると。
というか、この地域に限らず田舎ってみんな陰でああだこうだ言ってると思います。
だって話すことがないから。みんな、暇人♡で、気になってしまうんですよね、周りのことが。へんこだって、知りたくなくても人の噂が常に耳に入ってきます。みんな、話したがり♡
こんな田舎の特性により、「自分も言われてるかも」というのが無意識的にあるのでしょう。
しかも、噂が広まるにつれて話が誇張されたりアレンジされてたりというのがまた面倒。みんな、ナイス編集♡
でもいちいちそんなことを気にしていたら精神が持ちません。
うちのように貧乏な家や、お金持ちな家や、個性的な人などは目立ちやすいですが、気にしちゃいけません。強靭な精神でひょうひょうとしていればいいのです。
と言いつつも、やっぱりある程度は地域に馴染んで仲良くやっていかないと、災害などでいざ困った時などは命に関わる問題も発生したりするかもしれないので、
- 自分じゃどうしようもないことは気にしない
- 地域に馴染む努力はしてみる
って感じでやっていければ、いいと思います。
私の場合は本当に町営住宅バリアに守られてる感が大きいので、一軒家に引っ越したあたりから田舎が大嫌いになる可能性は大いにありえるなと感じております。笑
(追記:引っ越しました!)

↑はこの記事を書いてから約2年後のへんこの姿です。
私ももすっかり田舎の人間になってしまい、田舎の人間関係なんて屁でもないわ♪と思うように。
むしろ周りの皆さんに日々感謝して生きております。めんどくさいこともあるけど。
それよりも一軒家に引っ越して出費が多くなったことが、ちょっとアレ。
まとめ

というわけでまとめると。
田舎暮らしに向いている人は、
- 今までの人間関係に未練がない人
- 人が好きで人間関係をそつなくこなせる人
- パチンコ以外の興味を見つけられる人
- 世間体なんてくそくらえ!な人
というお話でした。
それと、田舎といえどもいろんな場所がありいろんな人がいるので、自分に会う場所を見つけるのも大事です。
https://xn--ing-7s1h426c.com/how-to-choose/
やっぱりリゾバを勧めずにはいられない
「まとめ」ておいてまだ書くんかい!って感じですが。
もしあなたが田舎暮らしに興味があって独身もしくは子供がいないなら、迷わずリゾートバイトに行くことをお勧めします。
- お金をもらいながら
- 食べるものも住む場所も用意してもらいながら
- いろんな地域に行って観光したり
- 地域の人間性や気候なんかも知ることができて
- 仲間もできる
同じように田舎を目指している人だったり、田舎出身の人にも出会えるので話も聞けるし、実際へんこはリゾートバイトで旦那に知り合い結婚しました。
「価値観を広げたい」とか「日常に変化が欲しい」と思っているなら、1度は行ってみる価値あり!
私は結婚してなかったらいまだにリゾバで日本中を転々としていたかもしれないってくらい、リゾートバイトに出会えて良かったと思っていますよ。
何より貯金がめちゃくちゃできるので、移住資金などまとまったお金を短期間で稼ぎたい方は全員行くべし!2ヶ月あれば30万は貯められます。
