移住のこと

スローライフの意味が、違うんよ〜。

先日、東京時代の友達から連絡がありまして、久しぶりだったのでお互いに近況報告をしあっていたところ。

 

へんこ「さらに山奥に引っ越したよ〜!」

友人K「え〜スローライフ羨ましい〜憧れる〜!」

 

という会話があり。

 

やっぱり、都会に住んでいる人からしたら田舎暮らし=スローライフという認識になるよね、と改めて思ったへんこなのでした。

実際に田舎暮らししてみると、全くスローライフではないことがわかる件

かくいうへんこも23歳くらいのとき群馬県のとある温泉施設で住み込みバイトをしていた時に仲間と「南国とかで好きな店やりながら、レゲエミュージックかけてハンモックに揺られながら、週1でスローライフレディオを放送してさ〜」とか夢を語りまくっていたことがあった。

 

メデテエ♡

嗚呼あの頃に戻りたい。

 

 

というのはさておき、とにかく東京で生まれ育った私は田舎暮らしの大変さなんて知るわけもなく、結婚や妊娠出産についても全く興味がなく、ただ田舎暮らしのイメージに夢を馳せるだけの女子だったというわけ。

 

 

 

あれから、約8年。

私はなぜか3児の母になり、なぜか島根県に暮らし、なぜか高齢者まみれの限界にもほどがある集落の築50年の古い家に住んでいる。

 

感想:「くっそいっそがし〜〜〜〜〜〜〜」

 

その忙しさたるや、子供が保育園で先生に「お母さんてすごく忙しいんだよ、もっとのんびりすればいいのに」と報告してしまうほど。ごめんキッズたち〜

田舎暮らしだから忙しいってわけではないけれど

なんでそんなに忙しいのかというと、

  • そもそも育児中であって、忙しいのは当たり前
  • 仕事をしている
  • 近くに頼れる親戚などいない

っていう、よくある子育て中の核家族って感じなんですよね。

忙しいのは主に育児のため。

 

そこにゴリゴリの田舎暮らしが加わるとどうなるかというと・・・

 

全然楽しめてない感。

いや楽しいんですけど。

やりたいこととやらなきゃいけないことのバランスが明らかにおかしいことになってるサッコンのヘンコ。

 

 

ちなみにへんこ的ゴリゴリの田舎暮らしっていうのは

  • 人口が少ない田舎で
  • 一軒家に住んでいて
  • 家庭菜園とは言えないレベルの広さの農地があって
  • 近所付き合いや地域の行事に積極的に参加を求められるような

要するに、自然を求める都会の人が憧れるような「田舎暮らし」のことです。

 

地方都市とか、車がなくても生活できる範囲の田舎とか、そんなんじゃなくてね。

スローライフって言葉の認識がまずおかしいと思われる

スローライフといえば、自然を感じながらのんびり暮らす。

って感じだと思うんですけど、「のんびり」って言葉のイメージが先行しすぎて「不便」ってことがすっぽ抜けてるのではないかと最近思ったんですよね・・・

 

都会の人がわざわざ山に行ってキャンプとかするのを思い浮かべてもらうとわかりやすいと思うんですが、アウトドアって、わざと原始的なことするから楽しいわけで。

電気炊飯器とか持っていってご飯炊いてもイマイチ美味しいと感じなさそうだし、面白くないですよね。

 

スローライフって、そういうことを毎日やること、つまり、ひとつひとつの作業に時間をかけるとかそういう意味で捉えた方が、しっくりくるのでは・・・

 

❌スローライフ=毎日のんびり過ごすこと

⭕️スローライフ=不便さを楽しみながら、日々を丁寧に生活すること

 

DIYするにも、薪を割るにも、釜でご飯炊くのにも、農業やるにも、広い土地を管理するにも、時間と手間がかかるということ前提で、憧れるべきなんですよね。

 

前に知恵袋かなんかで、「都会に疲れたから田舎でのんびり農業でもして暮らしたい」と書いている人がいて、ああ、この人は田舎暮らしに失敗する人だなって思ったことがありました。

建設現場で働く人をみて「のんびりしてるなあ」なんて思う人はいないじゃないですか!?

農業はそこまでマッチョさは求められないにしても、体力もいるし、炎天下でも働かなきゃいけないし、草は勝手に生えてくるしで実際にやってみると「のんびり」できる仕事では全くないということがわかると思います。

 

へんこもここ半年くらい畑で野菜などを作っていますが、手を抜きまくったにもかかわらずひと夏で4キロも痩せたくらい重労働だったという。

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田舎暮らしに向いている人とは

田舎暮らしに向いている人っていう記事を前にも書きましたが、そこからさらに2年経って色々やってみたから言えること。

 

田舎暮らしに向いている人というのは、

  • 仕事として本気で農業をやりたいという覚悟がある人
  • リタイヤしてお金も時間も余裕がある人
  • もしくは時間かお金のどちらかにめちゃくちゃ余裕があって、田舎暮らしのために時間を割きたい人
  • 近所付き合いも欠かさずにね

こんな感じかなあ・・・。

 

なんというか、(過去の自分も含め)「子育てするなら田舎!」とか無責任に言うんじゃなくて、まずは「田舎」とか「スローライフ」の定義について、田舎暮らししてみたい人たちが各々で固めて、具体的にイメージしてから行動するのがいいかなって思いました。

ふんわり「都会無理。田舎いこ。」とかだと、選択によっては失敗に終わる可能性も大きいかなと。

へんこ的まとめ。

都会に住んでいて田舎暮らしに憧れる人って多分、

  • 自然を求めるあまり「田舎=くそ田舎」を想像してしまったり、
  • 田舎に対して未知な分、移住支援が手厚いところを選択してしまいがちだったりして、

結局そういう支援が手厚いところって超田舎なところが多いので、支援があるからってうまくいかなかったっていうのがあると思います。

 

そういうのを避けるためにへんこ的に3つ、失敗しない田舎暮らしの始め方でおすすめなのが

  1. まずはソフトな田舎というか、スーパーや病院が近かったりして生活には不便ないところで、かつ自然も感じられるような場所を選んでみる
  2. 超田舎がいいなら、まずは公営住宅やその他賃貸の家を借りて住んでみて、雰囲気を見る
  3. がっつり移住体験やお試し田舎暮らしをする

ということです。

 

ちなみに、へんこの友人のように「田舎のスローライフ憧れる〜♡」というふんわりした田舎願望がある人は、移住体験として

  • クラインガルデン(滞在型市民農園)を利用して週末だけプチ農業してみる(年間30万〜40万円の利用料がかかる)
  • WWOOFを利用して田舎暮らし体験をしてみる(年会費5,500円がかかる)

この2つが、よりリアルな田舎暮らしを体験できる方法かな〜っと思います!

 

 

そんなこんなで、私はこれからどうしようか。我が家は・・・

しばらくはこのまま突っ走るけど、この先のことは誰にもわかりません。

 

ザッツ我が家。

 

 

・・・あ、思い出した!

結局言いたかったことは、育児とか仕事とか他にやることがある人はあんまりゴリゴリの田舎暮らしはしない方がいいのではないかということでした。

 

でもよお、そんなこと言われたってやりたいと思ったことはやらなきゃ気が済まねいよな。人がなんと言おうと実際のところやってみないとわからないし。だからこんな老害みたいな記事書いてごめんね〜って話です。ふふふ

 

「じゃあ書くなよ」って話なんですけど、私は書きます、これからも。笑

 

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